タイ米は、食べたことがない人が多いのではないでしょうか。
ましてや、家で炊いている人もまだ少ないかも!?
ここ近年、スパイスカレーが食べられるようになってきましたが、お店でも日本米かタイ米か選べるようにしている所も多くみられます。タイ米と言っても、お店ではバスマティライス、ジャスミンライス、これらのお米は香り高いので香り米と言っている所もあります。
本場さながらお店でもタイ米を合わせるくらい、スパイスカレーに合うんです!
スパイスカレーを作っている私ですが、お家でもスパイスカレーにはタイ米がかかせません。やはり、カレーがきっかけでタイ米を食べ始めました。
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お家でもお店のようなスパイスカレーを食べたい。
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健康を考えた食事をしたい。
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タイ米を食べてみたいけど、タイ米はおいしいのかな?
タイ米について知りたいな。
そんな方に向けて書いています。
タイ米の良い所、3選
やはり、本場でよく食べられている粘り気のない(小麦を使って無い)カレーによく合います。お家でもつくれるスパイスカレーに最高です。タイ米は、粘り気が無いので一粒一粒がスパイスカレーと馴染む食感の美味しさと、タイ米のほのかな香りとの融合で完成される癖になる美味しさなんです。スパイスカレーを食べに行った時に挑戦してみるのもいいかもしれません。
無洗米のように研がずに、炊飯器の早炊きで、また鍋で茹でて15分くらいで食べることも出来ます。鍋でマカロニのように茹でて食べれるのは日本米には無い驚きの方法です。時短で簡単に食べれるので嬉しいですね。炊き方は簡単な方法2つ、下で紹介します。初めてでも失敗なく炊くことが出来ます。
ご飯などの主食は、糖質を多く含んでいます。糖質は、摂りすぎると体脂肪に変わってしまいます。ついつい摂りすぎてしまう糖質ですが、タイ米は、GI値(食品に含まれる糖質の吸収の度合いを示す指数)が日本米、さらに日本米より低いとされる玄米よりも低いお米なんです。GI値が低い食品は、血糖値の上昇をゆるやかにして満腹感の持続によって食べすぎを抑えたり、次の食事の血糖値を抑えたりする働きもあるので健康を考えた食事に良いのではないでしょうか。
かつ、スパイスカレーも小麦粉を使わず、油の量も控えめに調節出来るのでタイ米と合わせて食べる事でいつものカレーよりかなり糖質が抑えられます。毎日でも食べたいですね。
*ちなみにデメリットは、香り米と言うだけあって特有の甘くて芳ばしい香りが強いので香りが苦手な方は難しいかもしれません。自分の好みに合ったものが一番良いと思います。
食べて分かったタイ米と日本米の違い
タイ米について
世界で流通しているお米は大きく分けて、タイ米(インディカ米)と日本米(ジャポニカ米)の2種類です。
世界のお米の生産量の80%がタイ米でタイ、カンボジア、ベトナム、中国、アメリカなどでも栽培されています。お米の輸出量もタイが世界1位。世界で一番食されていた事には驚きです。
タイ米は、インディカ米、最高級とされるのがジャスミン米です。これは、お米の品種になります。ジャスミン米は、世界でも評価を得ているほど香り高いお米です。
日本米を小さい頃から食べつけている日本人にとっては、あまりの違いにびっくりする事でしょう。それでは、見ていきましょう!
- 見た目:細長く繊細
- 味:蛋白なため、単品で食べるよりも濃い味のものとの食べ合わせが良い。
- 食感:粘り気が無いため、パラパラとしている。一粒の主張が強い。
- 香り:甘くナッツのような香り。ジャスミンライスよりやや香りは抑えられている。生米からも香り、炊く時は特に濃厚。
- 見た目:バスマティライスよりも、やや短めで少しふっくらしているが細長い
- 味:ほのかに甘みがあるため、単品でも味わえる。
- 食感:バスマティライスより少し粘り気がある。少し粒同士が付くくらいで粒はしっかりと分かる。
- 香り:生米からも、甘くナッツのような香り。バスティマライスと香りは似ている。炊く間、炊きあがってからはより濃厚に、冷めてからも落ち着くが香りは持続する。食べても鼻から抜けるような香りで長い時間余韻がある。
日本米について
- 見た目:ぷくっとして丸みを帯びている。炊くと艶がある。
- 味:甘みを強く感じる。ご飯自体を味わえる。
- 食感:粘り気が強く、柔らかい。粒同士がくっついて一体感がある。
- 香り:甘みの感じられる優しい香り
この違いは、タイ米を手にとった時からわかります。見て、嗅いで、食べて味わってみて下さい。
カレーに合うお米
スパイスカレー
好みによりますが、スパイスカレーにはやはりバスティマライス、ジャスミンライスがおすすめです。スープ状のカレーとパラパラとしたライスがよく馴染み食べやすさもあります。蛋白なためよりスパイス感や旨味を感じられます。
✔️人気1、2位にいつも上がっているのは、
✔️個人的に好きだなと思ったのが、
日本米でもブランドやお米の種類によって様々あるように、タイ米もブランドによって口当たりや香りなど違ってくるので色々食べてみてください。お好みのタイ米が見つかるといいですね!
家庭の味、日本のカレールー
お馴染みのカレールーは、やはり食べ慣れた日本米ではないでしょうか。ルーは、ご飯に負けないくらいのとろみがあり、コクや旨味が濃厚です。日本米に合うように作られているかのようです。
こうやってみると、ご飯とカレーは、似た形状のものが一体感ができ美味しく感じられるようです。これは、主観なので色々な組み合わせで食べてカレーを楽しんで下さい。
炊き方
パラパラ食感がより際立つ、バスティマライスにおすすめ。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かします。タイ米は研がなくてよいです。
- 沸騰した中に作りたいタイ米の量を投入し、10分くらい茹でます。茹でている間は、くっつかないように時々かき混ぜます。少し芯が残るくらいがベストなので時間は目安。
- 茹でたらザルに上げて水を切り、鍋に戻します。少し水が飛ぶくらい数秒火を入れたら止めて蓋をして5分〜10分蒸らしたら出来上がり!
甘み増す、ジャスミンライスにおすすめ。
- 炊きたい量のタイ米を日本米と同じように炊飯器にセットして炊くのみ。水の量も目盛と一緒でOK。
- タイ米は、研がないように。壊れやすいのと、水にビタミンや香りが逃げてしまうようです。気になるようなら1度水に潜らす程度に。
- おすすめは、早炊きで炊くこと。炊けた後は、同じく5分〜10分蒸らして完成です。
どちらの方法でも炊けます。家でも手間がかからず、短時間で美味しいタイ米が食べれます。
まとめ
タイ米は、日本米とは大きく違いがある事が分かりました。
お家でスパイスカレーを食べるなら一度タイ米を選んでみてはどうでしょうか。より本場の味にも近づきますし、新しいお家ご飯の発見につながるかもしれません。食事の内容によってお米も変えられると、より幅が広がります。お家ご飯に取り入れる事は簡単です。また、小学校の自由研究にも面白そうですね。
お家ご飯楽しみましょう。
ご覧いただきありがとうございます。
コメント
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