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スパイスの種類がありすぎて分からない
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スパイスはどこまで揃えたらカレーになるの?
今も続けていられるのは、易しく始めれるスパイスカレーから入れたからだと思ってます。
スパイスカレーは、複雑にこだわったスパイスカレーにもなります。そうなると、自ずと使われているスパイスも多くて揃えるところからも苦戦します。量もどれだけ使っていいか検討がつきませんね。
迷っていたら、まずはこの4つのスパイス。これだけでもしっかりしたカレーになります。家カレーにはじゅうぶんなのです。また、そこから進化もできる。
スパイスカレーのイメージは炒め煮料理。日本では、馴染みの調理法ですね。そう思ったら、気軽に作れます。
初めに揃える4つのスパイスと、私がいつも基本にかえる本、自分でもスパイスカレーを自由に作れる法則の本2つを紹介します。
初めに揃えたい4つのパウダースパイス
4つのスパイス
使いやすくて、馴染みやすいパウダースパイスでまずは揃えてみましょう。味や香りのバランスがとりやすいこの4つの紹介です。イメージしやすいように写真のホールスパイスを載せていますが、これをパウダーにしたものになります。
![](https://go-ki-gen.org/wp-content/uploads/2021/06/coriander-390708_1280-150x150.jpg)
![](https://go-ki-gen.org/wp-content/uploads/2021/06/turmeric-3251560_1280-150x150.jpg)
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スパイスの役割
スパイスの役割を考えながら、調合すると考えやすくなるのでスパイスを選ぶときに役立ちます。
スパイスの役割は、3つ。
今回、揃えたい4つのスパイスを当てはめてみると
①香り:クミン、コリアンダー
②味:クミン、カイエンペッパー(辛み)
③色:ターメリック(黄色)、カイエンペッパー(赤)
この3つに当てはまっていると、バランスが取りやすいカレーを作りやすいです。極端にいうと、3つのスパイスでもカレーが成り立つという事です。ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパーの組み合せ、または、辛みのないコリアンダー、クミン、ターメリックなどの組み合わせでも作れます。反対に、スパイスを増やす事もできます。
そしてポイントは、一つのスパイスに役割は一つではないという事です。スパイスの役割を知るとより組み合わせも楽しくなりますよ。また、スパイスを増やした時に使いやすくなると思います。
次に知りたいのは、スパイスの使用料ですね。スパイスのレシピ本は、大体4人分を目安に書かれています。
4人分のカレーに使うスパイスの量を目安に作る
4人分のカレーを作るのに、こんなに少ないスパイスの量で作れます。カレールーの事を思うとこの少なさには驚くかもしれません。
ひき肉のキーマカレー
- コリアンダー 小さじ1
- クミン 小さじ1
- ターメリック 小さじ1/2
- カイエンペッパー 小さじ1/3(お好みで調整)少しの量で辛いので、加減が必要です。
新じゃがいものカレー
- コリアンダー 小さじ2
- クミン 小さじ1
- ターメリック 小さじ1/2
- カイエンパッパー 小さじ1/4
作りやすいおすすめの本
スパイスカレーを家で作る手助けをしてくれる、おすすめの2冊を紹介します。
スパイスとカレー入門 印度カリー子
スパイスとカレー入門というだけあって、わかりやすく書いてあり始めやすいのでおすすめです。少ないスパイスから始められて、かつどんなスパイスを足していったらいいか書いてあるので自ずとステップアップさせてくれます。スパイス3種類から始められて、ホールスパイスを合わせて10種類のスパイスで色々なカレーを作れます。ちょこちょこカレーにまつわるエピソードもあって読み応えがあります。基本に振り返るのに、ずっと持っていたい1冊。
スパイスカレーを作る 水野 仁輔
スパイスカレーを作り始めている人に読んでもらいたい本です。スパイスカレーの考え方がみっしり書かれています。難しいと思いきやスパイスカレーの難しさを溶かしてくれる1冊。カレーを作るのは、誰でもアレンジが自在だという事、自分のオリジナルのカレーを作れるように導いてくれます。スパイスの調合のメソッドは、衝撃すぎたのでぜひ読んでもらいたい1冊です。何度も読んで、作りたくなります。
次に増やしたいスパイス
これで決まる
ガラムマサラ:複数のスパイスのブレンド。今までのスパイスにプラス。スパイスカレーの出来上がりに火を止めた後、仕上げに一振り入れるだけで格段に香りがアップします。お店のスパイスカレーにかなり近づく優れものなので重宝します。
メーカーやお店によって味も香りも違うオリジナルになります。選ぶガラムマサラでカレーが変わってくるので、好みのガラムマサラを探してみて下さい。
ポイントは、辛みが苦手な方はチリが入ってないものを選ぶと良いです。
ホールスパイスで香りに変化をつける
ホールスパイスの使い方は、パウダースパイスと使い方がまた違います。初めに、大さじ1〜3の熱した油の中にホールスパイスを入れて香りを引き出し、油に香りを移して使います。(テンパリング)
ホールスパイスを使うとカレー全体を包み込むように香ってくれます。そして、パウダースパイス以上に気分が上がります。
クミンシード:種子(シード)シード系のスパイスは焦げやすいの注意しながら、クミンの周りから気泡がぷくぷくして香ってきたらテンパリング完成。カレーを食べた時、クミンを噛むと香りが鼻から抜けるのが美味しい。
クローブ:唐辛子の上にある黒っぽいのがクローブです。ウスターソースにも使われているそうなので、かいだことがあるような香りになります。シックでほのかに甘さも。テンパリングは、クローブ全体がぷくっと膨らんでくるのが目安です。
カルダモン:爽やかな中に甘さがあり、香りは強めです。弾けないように少し傷をつけて、じっくりテンパリングします。
ポイントは、シード系のホールスパイス以外の大きなスパイスは食べません。噛んだ時の香りが強すぎて大変ですよ。
馴染みがあって使いやすいスパイス
ブラックペッパー:普段食卓で使う機会がある、馴染みあるスパイスになります。カイエンペッパーとはまた違う辛みを追加したい時に使えます。肉の臭みをとり、旨みを引き立ててくれます。
ごま:日本食ならではの香り高いスパイスですね。カレーに足すとまた違った味わ位あるカレーになって面白いですよ。
まずは、4つのスパイスを手に取ってみて下さい。この4つのスパイスは、スーパーでも簡単に購入できるスパイスになります。そして、早速作って食べてみて下さい。優しく、美味しいカレーができますよ。スパイスを身近に感じられると嬉しいです。
スパイスカレーを作る頻度が多くなってきたら、ネットで量が多めに購入できるスパイスもたくさんあるので覗いてみて下さいね。
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